活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

夏合宿 (槍ヶ岳・笠ヶ岳縦走)@寺部班 後編

こんにちは。

2回生の上田です。

日程:8月22~26日(4泊5日)

メンバー: 3回生  寺部(CL)

    2回生 西馬(SL)、橋本、上田 

 1回生  片岡

私がこれから記述するのは8/24、25、26の夏合宿後半3日間の記録です。

ちなみに雨のため、1日山にいる期間がのびて、4泊5日の山行になっています。


行程

3日目:槍ヶ岳キャンプ場〜千丈乗越〜双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳〜BC双六小屋 c3(9.6p)

4日目:c3〜弓折乗越〜抜戸岳〜笠ヶ岳小屋〜笠ヶ岳〜BC笠ヶ岳小屋c4(7.4p)

5日目 c4〜笠新道分岐〜新穂高ロープウェイ(6.2p)


以下の「」の中はそのときに書いていた感想です。


8/24(3日目)

5:07槍ヶ岳キャンプ場出発


6:00 千丈分岐にて休憩



7:45 左俣乗越


8:32 硫黄乗越


9:48 双六小屋到着


10:35双六小屋出発

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この景色綺麗!

11:23  双六岳到着

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「片岡、決めポーズお願い!」と頼むといつでもちゃんと無茶振りに応えてくれる。


12:40  三俣蓮華岳到着

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間近で雷鳥が見れた。こうやってまじまじ見てみると綺麗な柄もしていないし地味な色である。


14:45  双六小屋到着



8/25(4日目)


4:52双六小屋出発


6:05 弓折乗越


7:23 どこかの頂上



どこかの頂上らしきところにたどり着いたのだが、なんという山か標識も何もなく、ただ石が積まれているだけであった。

このため達成感も抱きづらく、なんともいえぬ複雑な気持ちでこの謎の頂上を後にした。


9:29 抜戸岳



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笠ヶ岳のてっぺんを指差す寺部先輩。



11:00 笠ヶ岳小屋着


11:24 笠ヶ岳

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笠ヶ岳に到着して一番嬉しそうな顔をしている寺部先輩。



11:50(?)笠ヶ岳小屋着


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山小屋でココアを飲んでぬくぬく温まる。橋本さんはおでんを食べていた。標高2800メートルでもそんなの関係ない。女2人のトーキングタイムが繰り広げられる。横に座っていた登山客の夫婦の方を若干引かせてしまうレベルで話は盛り上がり、2時間ぐらいずっと喋り続けていたように思う。


8/26(最終日)

3:48   笠ヶ岳山荘出発


5:05笠新道ぬけて日の出待ち

「さみい鼻水でる」

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早朝ということもあり、すごく寒かったのを覚えている。それでも待った甲斐があり、槍ヶ岳と日の出のコラボ写真が撮れた。(西馬くん撮影)


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ゴールは遠い.....

9:33  笠新道入り口


一日中下りだった最終日は、片岡の膝がもつか心配だった。

案の定下りの途中で膝の痛みが出てきたようで、膝をかばうような歩き方になっていて痛そうだった。

本当に下りが長くて長くて、私は途中で下るのに飽きてしまった。


10:24  新穂高ロープウェイ


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無事下山完了!みんな嬉しそう!



(感想)


1日目から天気が悪かったため、最初は「槍ヶ岳さえ登れたらもうそれでいい」と思い、その日の夜のテントでは「もう生きて帰れたらそれで良い」という風にどんどん私の目標が下がっていったのですが、結果的に計画していた全ての山を登頂することができたので、さすがCLの寺部先輩だなあと尊敬の念が絶えません。

全体的にみんな黙々と歩いていて緊張感があった山行でした。期間の最後の方は山の景色に飽きてしまい退屈でしたが、それでも今思えばすごく贅沢な5日間だったと思います。

親子の雷鳥槍ヶ岳での日の出、真っ赤な夕日などの素晴らしい景色と涼しい気候は山でしか味わえません。

来年も山がどんな景色を見せてくれるのか楽しみです。



文責:上田

写真:メンバー