みなさんこんにちは。
3回生の金澤です。
今回は、8月3日~8月5日に行われました夏合宿のご報告をしたいと思います。
夏合宿は、雲ノ平班と黒部五郎班に分かれ、山行を行いました。
こちらは雲ノ平班のブログになります。
山行日程
1日目 折立~太郎平小屋~太郎平キャンプ場
2日目 太郎平キャンプ場~薬師岳~太郎平キャンプ場~太郎平小屋~雲ノ平キャンプ
場
3日目 雲ノ平キャンプ場~太郎平小屋~折立
メンバー
CL 金澤仁 3回生
SL 勝浦盛道 1回生
記録 湊遥太 1回生
田中鴻之介 1回生
方村正知 1回生
斎藤陽斗 1回生
1日目 折立~太郎平小屋~太郎平キャンプ場
長時間の運転により、疲れた目を開ける。いよいよ夏合宿が始まるのだと。重いザックを背負いあげる。向かう方向には、分厚い雲がかかり、少し重たい気持ちになる。今日は太郎平まで登る。標高差約1000Ⅿとそこまでないものの、距離が長い。とにかく歩くしかないのだ。はじめは、お決まりの樹林帯だ。木々の隙間を縫うようにして続いていく登山道に従い、一歩一歩足を踏み出し、太郎平小屋を目指す。

写真がこれしか残っていなかった
永遠とも思える道を登り続けると、周りの木々の背が低くなり始める。森林限界が近づいてくるとともに太郎平小屋が見えてきた。長かったなと思った。太郎平小屋に着くと、先に到着していたメンバーが待っていた。ここで、10分ほど休息をとり、本日のキャンプ地である太郎平キャンプ場まで向かう。
キャンプ場までは特にのぼりがなく、20分ほど歩いて到着した。メンバーの中には疲れている者から、まだまだやる気のある者までいる。テントを張り、少しばかり休息をとる。心配していた天気も回復し、気持ちのいい空気を吸い込む。早めの夕食の準備を始める。みんなで協力し、米を炊く係とマ~坊豆腐を作る係に分かれる。米とマ~坊豆腐ができると、お皿に盛り付けてみんなで食べる。山行というものはこの瞬間のために行っているといっても過言ではない。

とにかくこの日は疲れたため、早く寝ることにした。16時にシュラフに入り込み少し目を閉じた次の瞬間には寝ていた。雨音で目が覚めたのは、20時頃だったと思う。あまりの爆音に、なんだなんだと目を覚ました。テントに激しくたたきつける雨と風。それと雷少々。やばいかもしれないと思い、テントの床を触った。ありがたいことに浸水はしていなかったが、テントの下を水が流れていた。浸水するのは時間の問題だと思った。激しい雨は小一時間ばかり続いたが、その後沈静化していった。
朝は5時に目が覚めた。私を含め数人を残し、他の人たちは早朝に出発し、薬師岳に行っていた。薬師岳の詳細については、黒部五郎班ブログに記載する。残った我々は、コッヘルでお湯を沸かし、アルファ米を食べた。昨夜の豪雨がうそのように晴れていた。テントは多少濡れてしまったが、結局浸水することはなかった。
薬師岳に行ったメンバーが返ってくると、テントを撤収し歩き始めた。昨日の曇天模様が一転、空は晴れ渡り北アルプスの山々が見渡せた。
今日から雲ノ平班と黒部五郎班に分かれ、別々の進路をとる。二班に分かれる前に、太郎平にて写真を撮る。メンバーの一人が、「俺たち別れても、同じ星空見てるんだよね」と言う。なぜだか分からないが、この言葉が今回の山行で一番記憶に残っている。

太郎平で黒部五郎班と別れる。太郎平を出発してすぐに、薬師沢小屋までの下りがある。明日、またここを登り返すのかと気が重くなりながらも歩みを進める。昨晩の雨で、薬師沢の増水が予想されたが、太郎平小屋の方に聞き、特に問題はないとのことだった。
薬師沢小屋までは、最初、多少の下りはあったものの、その後は起伏の無い道だったので、メンバー同士で色々なことを話しながら歩いた。
1時間半ほど歩くと、沢の音とともに薬師沢小屋が見えてきた。ここで15分ほど休憩をとることにした。
毎回思うが、小屋には私を誘惑するものが多すぎる。キンキンに冷えたコーラ、ビール。それから缶詰のフルーツやポッキーなどのお菓子類。しかし、値段が高い。ここまで運んでくる労力を考えれば、安いくらいなのだが、貧乏大学生の私にとっては大金だ。もちろん、フルーツの缶詰を買った。当たり前だ。ここでフルーツを我慢できる人間などいないのだ。信じられないくらいにおいしかった。そもそも、大学生の一人暮らしで、普段からフルーツを食べる人の方が少ないのだ。たぶん、、、男に限りなのか???かも、、、まあ、ともかくも私の周りではそうなのだ。

薬師沢小屋を出発してすぐに、400Ⅿほどの急登がある。この急登が終われば、雲ノ平まで、ほぼ登りはない。まあ、大文字山一回分頑張るかと思い登り始める。しかし、この登りが思いのほかきつかった。思っていたよりも急登で、岩がゴロゴロとしている。その岩も昨晩の雨でつるつる滑る。そこに神経と筋肉を使うため、疲れる。1時間ほどがむしゃらに登り続けた。中には足がプルプルと震えている者もいた。まあ、とにかくしんどかった。


この急登が終え、木道を30分ほど歩くと、ついに本日の目的地、雲ノ平山荘が見えてきた。なんと美しいのだろうと思った。日本最後の秘境、天上の庭とはよく言ったもので、どこまでも続いていく青空と、緑に映える高原植物、その真ん中を二分するように続く木道。その先には雲ノ平山荘。

まずは、山荘でご飯を食べることにした。雲ノ平山荘はおしゃれだと聞いていたので、楽しみに入ってみると、おしゃれだった。レコードとか、本とか、小物とか置いてあって、山荘というよりセレクトショップみたいだった。ここで、みんな食べたいものを食べていた。私もなにか食べたのだが、忘れてしまった。多分、カレーだったような気がする。まあ、ともかくもとてもおいしかったという記憶はある。この小屋でしばらく、外の景色を眺めながらボーっとしていた。とても心地よかった。

食事がすむと、宿泊地である雲ノ平キャンプ場に向かった。小屋から10分ほど下ったところにある。

キャンプ場に着くと、荷物を降ろしテントを張った。そして、みんなでボケーっとした。なんせ、気持ちが良すぎる。さわやかに涼しい風を受け、芝生に腰を下ろし、空を見つめる。さながらアルプスの少女ハイジだ。
30分ほどのんびりとした後は、夕食の準備を始めた。米を炊き、カレーを作る。美しい景色をバックに頂く。幸せ。

今日も、夕方から夜にかけて天気が崩れる予報なので早めにテントに入る。テントの中でおしゃべりすることが大好きな私はついつい話過ぎてしまう。まあ、これも思い出になるのだろう。明日の予定をSLと話し、眠りにつく。夜中、目が覚める。テントを出て星空を眺めようと外に出る。が、あいにくの曇りだった。同じ星空を見てるよねと言った彼の言葉を思い出す。残念ながら、同じ曇り空を見てたかもしれない。

翌日目が覚めたのは4時。小雨が降っていた。みんなで朝食のアルファ米を食べる。普段は朝ご飯を食べない事の方が多いが、登山の時は体力の消耗が激しいのと、目を覚ます意味でしっかりと食事をとる。私は、アルファ米に焼き鳥の缶詰を入れて食べる。朝食を食べると、テントを撤収し、出発の準備をする。
6時にテント場を出発する。今日はまず来た道を引き返し、太郎平小屋へと向かう。それから、折立まで下る。おおよそ7~8時間くらいの行程だ。雲ノ平に別れを告げ、来るときに登ってきた例の急登を下る。朝露と小雨により、岩はびちょびちょになっていた。こういう場所は下りの方が断然危ないのだ。一歩一歩慎重に慎重に下る。およそ1時間ほどかけて下る。

薬師沢小屋に到着し、小休憩をはさむ。カロリーメイトを食べ元気を回復する。そしてまた歩き出す。太郎平小屋に向けて。メンバーと色々なことをしゃべりながら起伏の無い道を行く。

最後の太郎平までの200Ⅿほどののぼりが終わると、太郎平小屋が見えてきた。電波が届くようになったのでラインを見ると、どうやら黒部五郎班は我々より1時間ほど早く太郎平に着き、下山しているらしい。我々も太郎平から折立までの長い長い道のりを下る。こんなに長かったけと思いながら、下山後のコーラのことだけ考えて下り続ける。歩き続けていくと、自動販売機が見えてきた。あーーやっと終わったーーと思った。キンキンに冷えたこーれを飲み干す。これだ!これのために頑張ったんだと思う。それと同時に、少しの寂しさも覚える。終わってしまったのだと。
あとがき
我々は山行後に必ず餃子の王将七条烏丸店に行く。これがルーティンなのだ。味、店内の広さ、立地、どれをとっても完璧なのである。山から帰ってきて大荷物を持っている我々を受け入れてくれる。感謝しています。京都駅周辺でいいお店があったら教えてほしいです。