活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

2012EVE合宿・阿蘇

~今年のEVE合宿は、「登山(?)」というようなものになりました。~

11月24日の晩、総勢12名の山岳同好会パーティは一路阿蘇山を目指し、別府港へ向かうフェリーの船内にて(英気を養うため)ゴロゴロしていました。個人的にも九州に上陸するのは初の経験でありましたので、「さぁ、火の国の山はまだか」と脳裏にまだ見ぬ阿蘇山の情景を浮かべながら眠りにつきました。
翌25日は快晴。絶好の登山日和でしたが、我々は別府から大分を経て阿蘇に向かうため、移動に半日を要します。テント場となる阿蘇山麓のキャンプ場に到着したのは13時ごろでした。「あ~、今日登りたかったな~」と言いつつ皆で夕飯の準備をしていました。16時の気象通報で天気図を描いてみると、どう考えても翌26日は荒天が見込まれる状況に。

そして、登頂予定の26日は早朝から雨まじりの強風が吹き付けていました。いけるところまで行ってみよう、という判断をくだして阿蘇の北側からアプローチする登山道に取り付きました。高度を上げていくほどに雨風が強まります。登山道が草千里・砂千里のほぼ中間にあたるバスなどが通る道路に接続する第四ゲートにつき一休みした後、草千里方面を目指しました。しかし、進めば進むほど風が強まり、あられも降り出すという状況にいたったため危険と判断して下山せざるを得ませんでした。

次の27日は昨日の荒天が嘘のように晴。早朝の冷え込みからか阿蘇山頂は白くなっていました。ですが、残念なことに撤収日にあたるために帰らねばなりません。後ろ髪を引かれる思いをしながら、阿蘇を後にしました。

今回は狙ったように我々の登山日のみ発達した低気圧が通過することになりました。阿蘇は樹木がないため、強風がもろに吹き付ける形になり、一時は立っているのがやっとという状態になりました。1000m級とはいえ、やはり侮ってはならないと痛感します。そういう意味で、12名全員が無事に下山できたことに安堵しています。来年のEVE合宿は晴天であることを願います。

緒方



参加者
2回:緒方 饗庭 岸本 北村 堂城 三宅 米森 中井 松浦 
1回:新内 綱田 西山



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フェリー甲板からの日の出


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25日の阿蘇


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キャンプ場にて



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強風です、寒いです


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すぐ隣を大型バスが何台も…



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27日の阿蘇・9時ごろ。うっすらと雪化粧でしょうか

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27日昼ごろ・この日に登りたかった。

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同じく27日