活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

個人山行 立山

 11年度の饗庭です。9月2~5日にかけて個人山行として立山に行ってきました。本来は31日の夜行バス出発で薬師から縦走の予定だったのですが、台風の接近により出発をずらし、立山だけの計画に変更しての出発となりました。参加メンバーは3回生の饗庭(CL)、三宅、2回生の新内(SL)、1回生の川口、中園の計5名でした。
 
 9/2(月)京都駅8:21発-立山駅15:30-立山山麓家族旅行村C1 16:20
  9/3(火)C1 7:00起床 10:55発-立山駅12:20発ケーブルカー乗車-室堂13:30-雷鳥沢キャンプ場BC 14:40
 この日は沈殿のつもりで朝からのんびりしていましたが、予報に反してとてもいいお天気で崩れる様子もなく、山の方も明るく昼までは天気が持ちそうだったので室堂まで行くことにしました。5日が晴れの予報だったので、4日に室堂に行き、5日に行動すればいいと考えてしまい、始めから沈殿予定で朝も起床が遅かったのが反省点です。朝になってみないと天気は分からないので、移動するつもりで早起きして天候を見てみるべきでした。室堂についた時には小雨が降っていましたがテント場に着く頃には止み、夕方は晴れて満天の星空を見ることが出来ました。テント場では山岳部にも会いました。剱岳に登攀に来たが一週間沈殿しているとのことでした。
 
 9/4(水)4:00起床 4:50発-浄土山6:50-一ノ越7:25-雄山8:14 8:52発-富士ノ折立9:18-真砂岳10:00-別山10:50-BC12:45
 今日も朝から快晴でキャンプ管理棟の天気予報も晴のち雨に変わっていたので、予定通り立山三山を周ることにしました。雄山への登りも、室堂の時点で標高が2400mあるので45分ほどで終わり、ピッチを切らずに登り切ることが出来ました。せっかくなので神社まで登拝することにし(鳥居から上は500円かかるのです)、ちょうどご祈祷の時間だったので宮司さんにご祈祷・お祓いもしていただきました。青空の中太鼓の音が響き、心がとてもすっきりしました。富士ノ折立付近でガスに飲み込まれましたが、真砂岳に着く頃には見通しが良くなってきて別山では剱岳も間近に見ることが出来ました。時々きつい風が吹くこともありましたが、稜線上の風もそれほど強くなく、コースタイムより1時間ほど早くBCに戻ることができました。17時頃から雨が降り出し、遠くでは雷が鳴っていてテント内が何回か光りましたが、幸い雷が近づいてくることはありませんでした。夜中は雨が激しく降っていました。
 
 9/4(木)5:00起床 6:35発-室堂7:25 8:00高原バス-立山駅10:07-京都駅18:51
 朝になると雨は止んでおり、室堂までは快適に移動することができました。京都駅到着後、BOXで片付けをして解散しました。
 
 標高の高い山でのリーダーをするのは初めてで、行く前も京都は土砂降りだったので中止にすべきか迷いましたが行って良かったです。天候の判断もうまくいって少し自信がつきました。でも今回はずっと日本上空に停滞前線もあり各地で大雨が続いていてたまたま運が良かっただけかもしれないので、今後も天候が不安定な時は十分注意して判断をしたいと思います。
 始めは縦走の計画だったのでメンバーを絞り、レベルアップを目的として行ったため1回生も基本的なことはできており、指示を出せば教えなくてもちゃんとやっていてくれましたが、それだけに私自身がゆるんでしまったところもあり、もうちょっと細かく指摘できたら良かったかなと思います。全員が地図をこまめに見ながら歩ける、雨天時にテント内を濡らさいない対策などが今後の課題ですが、誰一人遅れを取らずみんな協力してできたのが良かったと思います。また、個人的に日本三霊山を達成できたのがとても嬉しかったです。夏山シーズンは終わってしまいましたが、EVE合宿に向けて更にレベルアップを目指していきたいと思います。
 
                                                      11年度 饗庭
 
 
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室堂ターミナルにて これからBCに向かいます
 
 
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雷鳥沢キャンプ場にて   緑色3つが山岳部テントです
 
 
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浄土山付近から  遠くに槍ヶ岳も見えます!
 
 
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雄山山頂にて
足元の石は、登山者が願い事を書いて持って上がって来る川原の石だそうです
 
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雄山から室堂を見下ろす
 
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4日の朝   無事京都まで帰れそうです