活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

日帰り 金比羅岩トレ

3月15日(土) 金比羅岩トレ
 
メンバーは、6名(以下敬称略)
現役 西山 綱田
OB 松下 岩滝 樺井 荻原
 
岩トレ内容
岩滝-西山 松下-荻原 樺井-綱田のペアで、マンツーマンでトレーニングを行った。まず、ブーリン結び、樹木を使った確保支点の構築を学ぶ。その後、Yケン尾根取り付きから、肩絡みでYケン尾根を一気に登る。途中、コンテニアスで常に確保されながら登る練習も行う。Yケン尾根の終了地点で休憩し、ザイルをまとめて、迂回路で取り付きまで下る。取り付きで、昼食を取り、肩絡みで墜落停止と懸垂下降を行う。その後、再度、1回目と同じやり方で、Yケン尾根を登り、終了地点から迂回路で下り、トレーニング終了。支点(終了点)の構築は、現役はしておりません。
 
一連の掛け声 以下C(クライマー)、B(ビレイヤー)
C「登ります」
B「はい」
B「ハーフ(ロープの残りが半分)です」
C「はい」
C「ビレイ解除」
B「ビレイ解除しました」
B「一杯です」
C「はい」
C「登ってきて」
B「登ります」
必ず、大きな声で、CとBが意思疎通をする。その際、「○○さん登ってきて」など、名前を付けると、聞き違いを防げる。ザイルの絡み等の緊急事態の時は、必ず伝える。
 
注意点を覚えている範囲でいくつか
・不安定な場所に、物を置かない。不安定な置き方をしない。
・スリングの首掛けをしない。必ず、肩掛け。
・ザイル(ロープ)を踏まない。
・確保支点を樹木で取るときは、しっかりとした木を選ぶ。ビレイヤーが、逃げれる分の長さをあらかじめ取って  おく。根元の方で、構築する。
・ビレイする時は、軍手を着用。登る時は、軍手を外す。
・ビレイ時は、クライマーの動きをしっかり見る。
・ザイルが張っている状態で基本登る。弛んでいる時に落ちると、より危険が増す。
・落石に注意して登る。そしてメンバーに「ラク」と叫ぶ。ハングしている所は、岩壁にへばり付く。
・打ち付けてあるピトンやボルトに指を引っかけない。
・肩絡みでのボディービレイは、大きな墜落時は止められない。
・肩絡みの懸垂下降時は、左手のザイル(確保側のザイル)は離さない。
・肩絡みの墜落停止は、できる限り張った状態で、両方のザイルを両手で握る。腰を落とす。
これからもっと勉強していきます。
 
感想
個人的には、今回が初めてのYケン尾根でしたが、ザイルがある分、守られている感じがして、恐怖感はさほど感じませんでした。ロープワークに苦戦しまして、西山くんや荻原さんが器用にこなしている分、自分の不器用さが目立つ格好となっちゃいました。できない→恥ずかしい→情けない→頑張るぞ→継続→飽きる(挫折)→できるパターンですね。学んだロープワークを復習して、次の岩トレまでには、しっかりと身につけておこうと思います。継続は力なり。
 
最後に
OBの皆様、お忙しい中、遠方からはるばる着て頂いて、指導もして頂き、誠にありがとうございました。大変お手数をおかけいたしますが、これからもご指導お願い致します。                                  12年度 綱田