活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

夏合宿・白馬

13年度の川口です。8月12日~8月16日に夏合宿で白馬へ行ってきました。
参加者は3回・川口(CL) 2回・岡本(SL) 1回・永井 の3名です。

8月12日 京都駅7:00-白馬駅14:00-白馬アルプスオートキャンプ場(C1)14:30

この日は暇な貧乏学生には有難い青春18切符と、時間の都合上必要になった特急で白馬駅へ。米原ダッシュでは席をできたが大垣ダッシュでは勝負に敗れ席を確保できず(泣)。中津川までは鈍行でいき、そこからは特急で凄い快適な旅に。白馬駅からキャンプ場までは徒歩で30分ほど。途中にモンベルやらノースフェイスやら登山店がやたら多かったです。キャンプ場には、いかにも車で来てアウトドアを楽しむ感じの人が大半だったので場違い感が半端なかったですね。あと夕食のカレーが美味しかったのです。

8月13日 C1 05:00-猿倉山荘5:50-白馬尻小屋7:00-白馬岳頂上宿舎(C2)12:00


予定ではバスで猿倉までいくはずが、天気が時間が経つにつれ悪くなりそうだったので急遽タクシーに変更。猿倉から白馬尻小屋までてくてく歩いていくと後ろに雪渓が・・・

少し歩いてから雪渓の手前でアイゼンを装着していざ大雪渓へ。
大雪渓は思いの外しんどく、休憩もゆっくりとれないのでひたすら登ることに。視界はガスがかかってあまりみえなかったり、はっきり見えたりの繰り返しでした。大きな岩がゴロゴロ落ちてたのでこれが降ってきたと思うと恐怖でしたね。

大雪渓を終え残りの登りは楽かと期待していましたがそう甘くはなく、むしろ大雪渓でだいぶ体力を消費したのかあまりペースは上がらない。そして天候も雨が降り出し少し憂鬱になりながらひたすら登り続けました。結局宿舎に着いたのは12時前。上についてもガスで景色はほぼ見えず残念でした。この日の夕食は豚汁、美味。

8月14日 沈殿

天候不良のため行動せず。一応行動ができなくなるほど強い雨が降っていたわけではなかったのですが、ルートが尾根上だったことや、次の2日間天気が良さそうだったのでこの日は沈殿することに。惰眠をむさぼったり、本を読んだり高校野球をラジオで聞いてたりしてました。この日の夕食は作るのが少し厄介な釜飯だったのですが、絶品でしたね。ぜひレギュラーメンバーに加えたい。

8月15日 C2 4:50-白馬岳5:50-三国境6:30-雪倉岳8:40-朝日小屋(C3)13:00

本来4:20に出発するはずが強風でテントをたたむのに手間取ったことと諸事情で出発が30分遅れることに(2度ないように)。頂上宿舎から少し歩いてかの有名な白馬山荘へ。他の山小屋に比べると建物もトイレのきれいさも別格で本当にホテルみたいでした(雲上のレストランには今度いってみたいです)。またそこから少し登って白馬岳へ。天気が晴れていたこともあり絶景でした。

頂上では人で混んでいたので、名残り惜しかったですがさっさと先へ進むことに。天気も良く道も歩きやすかったので前半は快適でした。ルート上から見える景色もガスがかかってない素晴らしくいいもので、最高の縦走日和、というものでした。途中に軽い雪渓があり少しスリルを味わえましたし高山植物もきれいでした。


イメージ 1


                   雪倉避難小屋にて
ただ雪倉岳から下ってからは一転、道も少し悪化し、アップダウンの連続、ハイマツ帯から樹林帯に変わったことによる無風化で少し苦行に。水平道も「水平」ではなかったですね。ただ後半少し苦しみましたが、無事朝日小屋に到着。ここまで来ると人の数はかなり少なくなってました。夕食はシチュー、鉄板メニューですが美味しかったです。

8月16日 C3 4:15-朝日岳5:10-吹上のコル5:40-花園三角点7:30-兵頭平10:35-蓮華温泉11:30

この日も天気は良好。幸先よく出発時から星空がきれいでした。朝日岳では御来光が拝めるというまたまたラッキー。そこからはただひたすらに下り続けるだけです。木道が整備されてる道が多く歩きやすく、また花園三角点付近での景色は標高が低いならではの良さがありました。

下るにつれ、膝が少しずつきつくなってきましたが、蓮華温泉へ到着。温泉でさっぱりして、この日の内に帰りました。


総評
夏合宿にも関わらず参加者が3名という少し寂しいものでしたが全員が無事下山できてまず良かったです。新入生の永井くんは初めての連日の7Pで体力的にもそれなりにきつかったと思いますが、よく頑張っていたと思います。僕が1回生の時よりだいぶ宜しいと思います。2回生の岡本君も流石高校山岳部というべきか縦走中、テント内に関わらずよくやってくれました。これならEVE合宿を任せることもできるでしょう。僕個人の反省点としては山行中の時間管理が徹底できてなかったことです。余計な休憩時間を無くすことや健康管理をしっかりすることでより行程表の時間通りの山行ができたと思います。また今回、原則全員参加の夏合宿の人数が3名と非常に少なかったですが、来年に向けてトレーニングのあり方や夏合宿の日程等々改善し、ぜひ全員参加する夏合宿にしていく必要があるでしょう。