メンバーは、CL永井(15年度)とSL岡本(14年度)の2名でした。また今回の山行では、1年次生の永井が初めてCLを担当させて頂きました。
(記録)
1日目(3月17日) 7.0P
8:26 上ノ太子駅
9:00 ダイトレ北入口
10:01 二上山山頂
10:28 竹内峠
11:25 平石峠
12:15 岩橋山
13:05 持尾辻
15:34 C1葛城高原幕営場 着
2日目(3月18日) 8.5P
6:55 C1発
8:00 水越峠
9:11 旧東屋
10:05金剛山頂
11:51千早峠
13:39行者杉
15:00紀見峠
15:23南海紀見峠駅
1日目(3月17日)
6:20京都駅集合。2人ともかなり早めに集まったので、予定していた2本前の列車に乗って上ノ太子駅へ向かう。こうして柔軟に予定を変更できるのも少人数の山行の強みである。
上ノ太子駅に到着すると、既に雨が降っており、雨具を着用して出発。平石峠を過ぎたあたりから、雨が次第に雪へ変わってきた。風も吹いているのでまるで吹雪のようである。積雪は10cm程度で、ロングスパッツを着用しトレースをつけて進んでいく。岡本、永井ともに雪の付いた斜面を登るのは初めてで戸惑うことが多かったが、夏合宿で習ったキックステップを使って登っていく。途中で雪まみれの大きな倒木を乗り越えたり、完全に雪に埋もれてしまい急斜面と化した丸太階段を上って行ったりと、無雪期には考えられないことが経験できた。
幕営地である葛城高原キャンプ場では湧き水が凍結していたが、葛城高原ロッジの方のご厚意で水道水を頂くことができ、使わせていただいた。この日の夕食は、新作の「鮭のほぐし身となめ茸炊き込みご飯」をおいしくいただいた。
2日目(3月18日)
この日の天気は晴れ。雪が積もり凍ってしまったテントを畳んで葛城高原のススキ野を下る。葛城山から見た金剛山は、なんとも幻想的な光景だった。水越峠からは、1日目は全く会わなかった他の登山者が目立ち始める。そのため道にトレースがついており、非常に歩きやすかった。金剛山頂には、気温0℃、積雪は30cm。こんな雪が降ったのは、今シーズン初めてとのこと。
金剛山頂から紀見峠までの縦走コースは、再び他の登山者がいない道が続く。千早峠を過ぎたあたりからは雪が少なくなってきて、行者杉につく頃にはすっかり雪がなくなり春山のような雰囲気になってきた。
山の神からの長い丸太階段を下り、紀見峠に15:23到着。こうして、初の雪山体験となった金剛山地縦走は、終了した。

今回のベストショット 葛城高原から望む金剛山

1日目12:13 うっすらと道に雪が付いてきた。

12:17 岩橋山の三角点付近

13:14 雪がだんだんと深くなってきた。

13:50


14:27 トレースをつけて進んでいく。

14:12 雪の付いた斜面を登る岡本


2日目9:03 旧東展望台


2日目10:00 順調に進む。

2日目10:11 金剛山葛城神社の鳥居

2日目10:23 金剛山葛城神社に無事到着

2日目10:37 金剛山 山頂



2日目10:40 昨日と今日だけでこれだけ積もったそうです。

12:51 千早峠 ほとんど雪はなくなった。


2日目13:27 行者杉 中葛城山からここまでノンストップで踏破。

2日目15:00 紀見峠 あと少し..... 紀見峠は金剛山地の南端

2日目15:23 南海紀見峠駅 ゴール!!
最後までご覧頂きありがとうございました。
2016年4月13日
写真・文責:永井賢