活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

テント泊 〈 比良 〉

御用納めまで残すところあとわずかとなりました。さぞかしご多忙のこととお見舞い申し上げます。
お初御目にかかります、18年度生のやまぐちと申します。今回は10月27日から28日にかけて行われた比良山テント泊の報告をさせて頂きます。

・山域:滋賀県比良

・日程:10月27日(土)28日(日)一泊二日間

・メンバー:CL:寺部(17年度)、SL:太田(17年度)、記録:山口(18年度)、上田(18年度)

・行程 :
1日目 京都駅=比良駅~イン谷口~ダケ道~北比良峠(C1)〈3.1P〉
2日目 C1~イルブキノコバ~武奈ヶ岳~コヤマノ岳~金糞岳~堂満岳~イン谷口~比良駅=京都駅〈5.4P〉

1日目

13:05 比良駅出発

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新入生である僕にとっては初めての宿泊山行、右も左も分からぬ憂慮する気持とは裏腹に、比良の空合いは麗かな快晴に恵まれていましたー。比良駅からイン谷口までの道中は、そんな陽射しに照らされて、上冬と名ばかりにとても暖かい温度でした。

14:20 P2 ダケミチ

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紅葉を見る都度に、色づくのが早い木と遅い木があるのって可愛いなぁって思います。比良山が見せてくれる山紫水明に感嘆しながら、少しずつ休憩を挟みながら北比良峠へと向かっていきました。

16:05 北比良峠

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北比良峠に到着し始めてからは青空に雲がかかりはじめ、標高が高いというのもあると思いますが、つよい風が吹いているのを感じました。テントを張る作業は実践において初めてでしたが二回生の先輩たちがやさしく教えてくださいました。ただ風がつよいので少しでもテント用具を手放すとほんと、飛び逃げてしまいそうです。

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夕飯の時間には、太田先輩が食べたいとおっしゃって豚バラ鍋を作り、とても嬉しそうに食されていました。
地上においても調理というものはむずかしいのに、限られた器具や材料で料理をするというのは至難の業ですね。釜飯も一緒につくりましたがそちらはどうも、食べたことのない新しい味に出来上がりました。

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就寝前。風の音がひたすらにテントをノックし続ける夜でしたが、此の期に及んで熟睡する気も毛頭なかったのでむしろそんな野性的な音も乙なものだな。なんて考えてるうちに爆睡していました。

2日目

07:15 イブルキノコバ

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08:02 P3 武奈ヶ岳到着

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武奈ヶ岳山頂から見下ろす市井の風景は素敵で、すこしちっぽけにも感ぜられましたがそんなことは心地の良い天候と風によってどこかへと消えてしまいました。
セルフタイマーで写真を撮るのって大変ですねー。

09:36 P3 金糞岳 手前の尾根

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13:40 P6 比良駅 到着

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堂満岳から下山するまでの山道はとても険しく斜面が急でした。大木も台風の影響を受け打ち崩されていましたので注意して下る必要があります。しかし無事に下山できたので安心しました。そういえば今回の道中いちばん盛り上がったのは「しりとり」ではなかったでしょうか。博識な先輩たちと言葉巧みに繰り広げる言葉の戦争はとてもスリルあるものでしたー。

さいごに、初めての宿泊を伴う登山でしたが全員、けがもなく体調も崩さず下山できたことが喜ばしく、それに加えて他人と息を合わせ決して平坦でない道を登り下りることから学ぶことはたくさんありました。

以上になりましたが気ぜわしい毎日、体調をくずされませんよう、お祈り申し上げます。

写真 : 参加者
文責 : 山口