活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

五月 比良山テント泊

比良記録
御機嫌よう18年度生の北村です。
更新遅くなりましたが5月26日に行いました比良山テント泊の報告を致します。

【參加者(敬稱略)】
三回生(17年度)太田 早川
二回生(18年度)北村 西馬 門 橋本
OB 小川
【行路】
一日目:京都驛=比良驛~イン谷口~大山口~靑ガレ~金糞峠~北比良峠:幕營
二日目:北比良峠~八雲ケ原~スキー場跡~(スキー場跡斜面を経て)コヤマノ分岐~武奈ヶ岳~コヤマノ分岐~コヤマノ岳~金糞峠~堂満岳~ヒラトピア~比良驛=京都驛


この度の練習、本來進入會員にテント泊及び山行の一連の流れを掴んで貰おふと思つて計畫されし物也。然し乍ら新入生來る事能わず。是即ち此の計畫目的を喪失せり事を表し候。然れど各々集合場所に集合し候。
故に本山行、若干の計畫變更を行ひ候て比良山系を樂しむ事を趣旨とし候。

14:07 比良驛發
甚だ暑き日なり…
14:50 イン谷口 體操せり 15:01 發
暑き故水二合をばはや飲み果てつ
15:16 大山口 15:20發
高校生と思しき集團とすれ違へり
靑ガレ方面へ向かふ
16:43 金糞峠 17:00 發

イメージ 1

(金糞岳にて休憩しつる我々)

17:28 北比良峠に着きにけり
夕刻の琵琶夕波眺め行けばに志賀の都の事を思へり。

イメージ 2

(北比良峠の芝思い掛けずも柔らかに候て、一同歡喜せり。喜びふかふかを感じゐし太田さんの圖)

イメージ 3

(テントと宵と)


3:00 起く
3:50 體操
3:55 發 (スキー場を經てブナまで直登)
4:22 スキー場上斜面を登り候て小休止し候。日登りて山並み赤く輝き、雲白白と天空を翔けゆく。見事な物と思い候て唐土の神仙本朝の蓬莱の事を思へり。是登山の醍醐味なり。 4:30 發

イメージ 4

(朝の山と太田さんの喜びと)

4:52 コヤマノ岳・コヤマノ分岐・八雲が原三叉路 を通過せり
5:07 武奈ヶ岳 竟に朝の武奈ヶ岳に至れり

イメージ 5

イメージ 6


5:30 發コヤマノ分岐・コヤマノ岳を通りて下山を目指す
6:28 金糞峠6:38發
7:14 堂満岳7:26 發
8:30 休憩
9:13 舗装路に至れり
西馬次の用有りと申す故、彼人とは此処にて別れ候。
10:01 ヒラトピア
温泉に浸かりて帰宅せり。

【まとめ】
扨、此の山行当初の目的を果たせず故比良を愉しみ且つ又二回生の親睦を畫る事を目的とせり。目出度くも双方の目的達し候。
一日目の宵、二回生のテントにてちょこふぉんでゅ作り候。是、殊の外美味に候。又、星空・湖・諸々綺麗なり。是將に登山の醍醐味と云へ候。

イメージ 7

(二回生テントに於いて作りしちょこふぉんでゅ。美味なり)



此の文章北村書きにけり
恐恐謹言 令和元己亥年七月吉日


追記 朝の比良と琵琶湖の夜景のあまりの美しさに昂ぶってしまい松尾芭蕉の時代の日本語で書いてしまいました。悪しからず