個人山行・立山
5月3日~5日、二泊三日で春の立山に行ってきました。参加メンバーは3回の緒方・北村・松浦、2回の西山・綱田、現役監督の樺井さん、OBの岩滝さんの7名での山行です。1日目はほぼ移動日となり、雷鳥沢野営場にベースキャンプを設営。2日目は6時前から10時前までテントにほど近い斜面で滑落停止訓練とアイゼンをつけた状態での歩行訓練。このあと実地の歩行訓練として、雷鳥沢テント場から一ノ越方面をほぼ夏道沿いにめざしました。11時半に前進を停止することにしていたので、一ノ越の手前(夏道の合流直前くらい)でトラバースし、室堂平をまわってテントにもどり行程を終了しました。天候に関しては、午前中はおおむね良好、12時~15時頃から雲が濃くなり、雪もぱらついていました。
三日目は5時頃から雲一つない晴天となりました。最終日の行程は、剱御前小屋までの往復をして撤収となります。テント場から北西方向に登って尾根に取り付き、剱御前小屋まで向かいました。好天にも味方され、5時に出発して2時間足らずの7時前には御前小屋へ到着しました。下りも無事にこなし、テント撤収。室堂バスターミナルまで事故なく帰って来れました。
同好会としては久しぶりの春のアルプス山行となりました。夏山とはちがう注意点や、より気をつけるべき部分が明確になったので収穫も多かったと思われます。同時に多くのメンバーにとって、初の雪山ということもあり、いい経験となった山行でした。最後になりましたが、今回の山行にあたっては現役監督の皆様、OBの皆様の助言・ご指摘をいただきありがとうございました。また、同行していただいた樺井さん・岩滝さんには非常にお世話になりました。改めてお礼申し上げます。