15年度の永井です。GWに行いました新歓合宿の報告をさせていただきます。
【日程】4月29日~5月2日 (2泊3日沈殿1日)
【山域】上高地(明神・徳本峠)
【メンバー】8名 (うち新入生5名)
14年度 海老名(CL)、岡本(SL)・15年度 永井・16年度中野、大道、大井、加藤、山本
【行程】
1日目(4月29日)
2日目(4月30日)
小梨平キャンプ場~明神~徳本峠~明神~小梨平キャンプ場 〈7.0P〉
小梨平06:30~7:20明神7:30~8:15雪渓下部8:31~10:25徳本峠11:15~12:35雪渓下部~
13:25明神13:45~14:30小梨平
3日目(5月1日)
今回のベストショット(徳本峠から見た穂高連峰)
〈1日目〉移動日
京都駅に7:30集合。これから新入生も何度も経験することになるだろう京都から松本までの鈍行移動である。この日は朝から東海道線で人身事故が発生し、乗っていた列車が岐阜駅で運転打ち切りとなった。やっとの思いで多治見駅までたどり着くと、今度は中央線が信号故障のため運転見合わせとなり、駅のホームで足止めされる。このまま普通列車に乗り続けると今日中に上高地に着くことができなくなると判断し、2時間遅れの特急しなの号に乗車し松本駅に向かう。結果として上高地に着いたのが18:00過ぎとなり、あたりが暗くなるなかの夕食調理をした。初日からハプニング続きの1日であった。
〈2日目〉7.0P
沢沿いの斜面を1時間程度登ると雪渓が見えてきた。ここでピッケルと軽アイゼンを装着する。雪渓の斜面は氷に近い状態となっていたが、トレースが付いていたので、最初は苦戦していた新入生も問題なく登ることができた。斜面からは、穂高連峰がきれいに見渡せた。雪渓を登ること1時間、徳本峠に到着した。徳本峠の徳本小屋は登録有形文化財に登録されているとても良い雰囲気の小屋である。少しばかり休憩をしたあと下山を開始する。予定通りのピッチ数でBCに帰還し夕食まで自由時間とした。入浴したり上高地ビジターセンターへ行ったりと各々が自由な時間を過ごしたようである。夕方から雨が降り出して、深夜まで続いた。
〈3日目〉
手早くテントを撤収して小梨平をあとにする。松本駅構内で反省会を行ったあと現地解散とした。皆さんお疲れさまでした。
最後になりましたが、今回の合宿を行うにあたり多大なるご尽力を頂きました現役監督の皆様ならびにクローバー山岳会の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
1日目 大荷物での鈍行移動
1日目撮影 小梨平と穂高連峰
今回も同志社クローバー山岳会様から寄贈頂いた6人用テントが活躍した。
(写真中央にある黄色フライのテント)
2日目 すがすがしい朝 穂高連峰がくっきりと見える。
2日目 明神岳
2日目 少しずつ雪が出始めた。
2日目10:29 徳本峠
2日目 徳本峠での1枚
河童橋にて全体集合写真
最後まで御覧頂きありがとうございました。
2016年5月3日
文責:永井
写真:海老名ほか合宿参加者