ブログを楽しみにしている皆さま、更新が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
19年度の片岡です。
今回は、我らが山岳同好会の半年の集大成を発揮する「夏合宿(槍ヶ岳・笠ヶ岳)」〈前編〉についての報告です。
[日時]
2019年8月21日〜8月26日
[メンバー]
CL 寺部(17年度) SL 西馬(18年度)
18年度 上田、橋本
19年度 片岡
[行程(前半)]
0日目 京都駅八条口=(夜行バス)
1日目 上高地~徳沢~槍沢キャンプ場(5.7p)
2日目 槍沢キャンプ場~槍ヶ岳山荘(5.6p)
1日目
6:00〜上高地出発
いよいよ始まった夏合宿。前日までの大雨の予報によって2日目が沈殿(天候の悪化により止むを得ず行程を中止して、1日その場で待機すること)になるかもしれないという暗雲立ち込める中、まさに空がその状況を汲み取ったかのように、大雨…
〈大雨の中でも前進前進!〉
しかし、先輩方すみません…いっつも先輩方から色々な備品を借りていた自分は、今回から自前のレインウェアを持参していたので、それを着る機会があり少し嬉しかったことを、今、懺悔しますorz
6:52〜7:02 名神館そばにて休憩
ここに来て雨が一層ひどくなり、雨宿りしなくてはならなくなりました泣
もうレインウェアは十分楽しめたので、神様どうか雨止めて…
7:50〜8:15 徳沢ロッジにて雨宿り兼休憩
雨が弱まりいざ出発!道中にて、今回登る笠ヶ岳が実は寺部先輩が一年生の時から登ってみたかった山だと知り、今回が最後の活動となる寺部先輩のためにも天気が回復するのを祈るばかりでした。
9:05〜9:28 横尾にて休憩
10:13〜10:18ワサビ沢近辺にて休憩
20:50 槍沢ロッジ到着
11:40 ババ平(キャンプ場)到着‼︎
やっとの思いで1日目のゴール。道としては、前半はほぼ林道で整備されていましたが、何しろとんでもない雨量で疲れ果てました…本当はこの過酷さを写真でお伝えしたかったのですが、私含め全メンバーとも1日目の写真はあまり撮っておらず、逆にこのことが写真を撮る余裕がないほど1日目が大変だったのだと物語っていると思えます。
〈明日の天気次第ではココで沈殿か…〉
2日目
この日は沈殿の可能性があったため遅めの起床…しかし、フライ(防水のためのテントを覆うカバー)を弾く雨粒の音が聞こえないではないか!?
そう、晴れ間がおとずれていたのだ!ありがとう、山の神様!!!少し風を待ち、早速出発した!
9:02〜 ババ平出発
時間が経つにつれてより晴れていき、まさに登山日和!いったいあの天気予報は何だったのだろう…
9:34〜9:45 殺生ヒュッテに至る道中にて休憩
10:40〜10:50 上に同じ
11:32〜11:39 上に同じ
開けた谷に出るとそこでは槍ヶ岳が僕らを見下ろしていた。
〈綺麗に尖った岩山の数々に圧倒されました〉
12:02〜12:20 殺生ヒュッテにて休憩
12:55〜14:00 槍ヶ岳山荘にてテントの設営と休憩
荷物もテントに残し、槍ヶ岳へアタック!
と、その前にヘリコプターが槍ヶ岳山荘に物資の輸送を行っていて、非日常的な光景に男の子ごころをくすぐられました
〈槍とヘリ(このタイトルのまま写真のコンクールに出展希望(ドヤ顔))〉
ちなみに、写真の槍ヶ岳の左肩にある出っ張りが小槍といい、諸説ありますがあの童謡アルプス一万尺にでてくる「こやり」だそうです。近くで見て改めて思いますが、とてもあの上で踊ろうとは思いません…作曲者は気が触れていると思われます。
さて、槍ヶ岳を登るにはハシゴを登る必要があるのですが、これが特に恐怖でした(汗)
〈体感、ほぼ、直角〉
そして、いよいよ…
14:26〜14:55 槍ヶ岳山頂!!!
アルプスを一望でき、とても満足しました!何も遮る物のないパノラマは感動に次ぐ感動でした泣
〈1日前まで、こんな景色を見られるとは思ってもみなかった一同は大満足!〉
15:30 槍ヶ岳山荘到着
[まとめ]
危険だと思われた2日目の岩場も天気予報と反して晴れたおかげで、前日濡れた地面は雨粒一つ残さず乾き(残ったのは気象庁への不信k…ゴホッゴホッ)僕たちの夏合宿は結果良いスタートを切れたと思います!
3日目以降立て続けに吹く強風、そして、私の膝の古傷…この天気・好機がどこまで持つか、悲しい結果となってなければ良いのですが、おっと少し話し過ぎたみたいです…このお話は後編に続けましょう!
次回!「その後雨も降らず、楽しい夏合宿!」を、お楽しみに👋👋👋👋👋
文責:片岡
写真:山岳同好会一同