活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

日帰り 六甲山

 
報告が遅れましたが、昨日12月23日に六甲山に行ってきました。メンバーは、2回生の米森さん、中井さん、三宅さん、1回生の西山、綱田です。コース記録は、阪急芦屋川出発9時-風吹岩到着10時18分出発10時21分-雨ヶ峠到着11時5分出発11時10分-東お多福山到着11時29分出発11時31分-六甲最高峰到着12時45分出発13時-有馬温泉到着14時20分です。
 
登山者も多く、高級住宅が軒を連ねる芦屋の風景、高座の滝、ロックガーデン、横池そしてゴルフ場の風景(笑)を楽しみ、最高の山行になるはずであった。しかし、その先の雨ヶ峠で事件は起きた。言わずと知れたイノシシの出現ポイントである(前にも遭遇経験有り)。あの時の私は完全に油断していた。いやもっと言えば、イノシシとゆうものがどれ程凶暴な生き物であるかとゆうことを理解していなかったのだ。私はあの時、イノシシが近くにいるにも関わらずザックを地面に下ろしエネルギー摂取のためカロリーメイトを呑気に食べていた。しばらくすると、私の死角からイノシシはゆっくりと近づいて来た。あたかもえさをねだるハトのように。しかし、イノシシは穏やかなハトではなかった。私のザックの手前で立ち止まると、いきなりザックを口に加え中身を出そうとすごい力で揺らしにかかってきた。幸いチャックをしっかりと閉めていたので中身が出ることはなかった。しかし、これで食い下がるほどイノシシは甘くはなかった。揺らしても無駄だと分かると、ザックを口に加えたままその場から逃走し始めたのだ。私は、本能的に全速力でイノシシを追いかけました。本当に幸いなことに、イノシシは私が追いかけて来たのを感じてザックを口から離し、なんとか怪我をすることもなくザックを取り返すことが出来ました。私の怠慢で大事故に繋がるところでした。本当に申し訳ございません。この動揺で後のことは詳しく覚えていません。ただ、康貴とゆう旅館の温泉の湯加減が抜群に素晴らしく、山行の疲れを忘れさせてくれました。
 
初めてのCLとして望んだ山行でしたが、全員無事に下山することができ大変ホットしていると同時に自然の厳しさを身にしみて実感いたしました。この山行で学んだことをこれからの山行で生かしていきたいと思います。写真はアルバムでアップされると思います。
 
綱田