活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

京都一週トレイル 北山 西部コース

10月27日(日) 京都一週トレイル 北山 西部コース
 
 参加者(CL北村 山岡 堂城) 天気(晴天)
 
  以下行程
  
   8:10 二ノ瀬(集合)

   8:25 登山口

   9:30 向山

   10:30 山幸橋

   11:00 氷室町

   11:45 コースの中間地点付近のベンチで昼食

   12:45 沢ノ池

   13:30 潜没橋

   14:20 清滝(解散)

  感想・反省

 前日迄の台風の影響による悪天候とは打って変わって、晴天に恵まれました。朝はかなり肌寒く、張り詰めた空気感と明瞭な空、そして僅かに色付き始めた山々の緑は秋の到来を仄かに感じさせます。

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 準備も程々に入山したものの、早々に大きなミスを犯してしまいました。トレイルの道標を見落としてしまい、誤ったルートを進んでしまっていたのです。それに感づいた私は5分進んで道標がなければ引き戻すと決めて行動しました。暫くして、私達は今現在の場所を把握し何処に進もうとしているかを理解した上で最後に確認した道標に引き戻しました。因みにそれは集合地点である叡山電鉄二ノ瀬駅でした。なんとも間抜けな話です。そして次の道標は10m足らずの所に設置してあり、少し高さのある場所ということもあり判りづらかったのですが、注意して進むことを怠ってしまった私の責任なので大いに反省しなければなりません。これにより30分ほど行動に遅れが出ましたが、皆良く言えば冷静、悪く言えば呑気な様子だったので少し安心しました。

その後は遅れを取り戻す形で少しペースを上げて進むこと1時間程で鞍馬川沿いに出ました。やはり数日間続いた雨の所為で増水して濁流となっており、本来あるはずの美しい瀞場の風情はありませんでした。山幸橋から盗人谷を経由して山を登ること30分、氷室町に着きました。京都市内からは隔絶された集落ではありますが、ゆるやかな時間とあふれる自然を常に感じられるという意味では嘸かし幸せなことだろうと思います。アスファルトの道を歩き続けると氷室口という分岐に差し掛かりますが、誰も用を足す必要はないということで直進しました。

再び山道に入り登り続けると非常に見晴らしの良い場所(ベンチ付き)を発見し、時間も時間ということでお昼御飯の休憩を取りました。程よい陽気と我々を包む山々、そして谷の向こうに微かに見える京都の町並みは、私に良き現実逃避の感覚を与えてくれます。昼寝をしたいという話題も出る中で私達は現実に回帰するべく出発します。1時間もしない内に沢ノ池に到着しました。釣りをする人、写真を取る人、皆で御飯を食べる人、彷徨う人等々、様々な光景が広がります。再び山道に入り、歩き続けると林道に入ります。ここからはひたすら下りなので非常に早く進むことが出来ますが、私達の眼前に100人前後と思しき集団が立ちはだかりました。年配の方々なので隙間を縫うように追い越しました。

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 高尾に到着すると周山街道を経由して川沿いの道路に入ります。紅葉の季節はまだもう少し先ですが、観光客も散見され、地元の方々には待ち遠しいことと思います。清滝川沿いを歩くこと30分、少し怖い所に出ました。潜没橋というその名の通り増水時には潜没してしまいそうな橋です。しかし難なく渡り終わり再び川沿いを歩きます。途中濡れた岩場等も有りましたので注意して進みました。最後の林道に繋がる斜面を登り終えて、歩くこと20分で清滝に到着です。お疲れ様でした。

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 行動時間は約6時間、台風の影響による路面の悪化等の不安はありましたが、その心配は要りませんでした。私にとっては約1ヶ月ぶりの山行、皆も満足気な様子で私も程よい疲労感の中、帰路に就きました。

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