11年度の饗庭です。8/31~9/2に、母親と燕岳に行ってきました。燕岳は1回生の夏合宿で行き、しんどい急登を登り切った後に燕山荘前から見た景色が忘れられず、母にもこの景色を見せてあげたいと思いました。また、学生最後の夏山に、もう一度大好きな燕岳に行きたいと思いました。いつもはテントでしたが、母が初心者なため燕山荘に泊まり、縦走はせず燕岳のみの登山となりました。
前日は高速バスで移動し、中房温泉で一泊。小さな温泉が沢山あり、木のお風呂だったり岩があったりしてとても気持ちよく、湯治に来たような気分を味わいました。
翌日の出発は6:30、朝食の時間が遅かったのでお弁当にしてもらい、余裕を持って行動開始しました。母に合わせベンチごとに休憩を取りながらゆっくりと登り、燕山荘に12時過ぎに到着しました。到着の10分前頃から雨が降り出し少しカッパを着ましたが、なんとか登山中は天気がもって良かったです。休憩をして13時半から燕岳に向かいました。ここでも歩き始めてすぐ雨が降り出し、それから夜まではずっと降り続いていました。夕方にガスが切れて槍が顔を出しました。夕食は17:30で、ハンバーグや魚、煮物やゼリーまであってとても美味しかったです。平日で雨のため宿泊客は少なめで、私がいた寝床のエリアは定員5人中3人でゆったり寝られました。
次の日は朝からとてもいいお天気で、運良くご来光を拝むことができました。遠くには富士山も見え、写真撮影を思う存分楽しみました。7時に下山開始し、中房温泉に11時10分到着、温泉に入って18切符で帰りました。
燕山荘は人気No.1なこともあり、テント泊との違いに驚きました。水はご自由に、お湯ももらえる、トイレは水洗、乾燥室でカッパがすぐに乾く…などやはりお金を出して泊まるとすごいんだなぁとカルチャーショック的な感覚でしたが、仙台から長崎まで沢山の方とお話できたり、小屋のスタッフさんに写真の撮影ポイントを教えていただいたりと色んな方とコミュニケーションが取れるのが山小屋の魅力だと感じました。山の名前や縦走コースについての話も分かるようになっていて、同好会で4年間やってきた成果が着実に身についているのだと実感しました。社会人になったら山はしばらく休もうかと考えていたのですが、きれいな景色を見ると早くもまた山に行きたくなってきました…。何はともあれ、母親に喜んでもらえたのでとても思い出に残る山行となりました。
11年度 饗庭
燕山荘からのご来光。久しぶりに見られたそうです。
大天井や槍、穂高連峰
最近買った一眼レフの望遠レンズが大活躍!
燕岳の後ろには立山も見えました!
母親と燕岳をバックに
ギリギリ残っていたコマクサ
テント泊の時、喫茶室を覗いて憧れていたケーキも!!
つまみ槍どす~