活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

金毘羅 岩トレ (5/27)

17年度の太田です。5月27日に行った岩トレーニングについて書かせていただきます。
早川の岩トレのブログを期待していた皆様申し訳ございません、彼は忙しいのです。僕も忙しいのですけれども。

【日時】5月27日(土)
【メンバー】海老名(14年度)、早川(17年度)、太田(17年度)、寺部(17年度)、上田(18年度)、橋本(18年度)
【練習内容】Y懸尾根 早川(トップ)ー太田(ミッテル)ー上田(セカンド) 寺部(トップ)ー橋本(セカンド)
       北尾根1P目 アップダウン 1セット
       北尾根 海老名(トップ)ー早川(ミッテル)ー寺部(セカンド)
                      I_小川(ミッテル)ー太田(セカンド)

 今回初めて新入生を岩トレに連れて行くということで、怪我をしないかという不安とどんな動きをするのかという期待が入り交じっていましたが、海老名さんや小川さんの協力もあり、無事にY懸尾根を登りきることができて大変よかったです。新入生は岩トレを楽しかったなどと述べており、よかったなぁと思う反面、去年岩トレをみじんも楽しいとは思えなかった自分と比べて驚愕の念も抱きました。インドア系とアウトドア系の差ですかねぇ。
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毎回思うのですが犬の散歩みたいですよね。
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本日のベストショット。こんなんかっこいいに決まってるやん。これを見てトップをとれるようになろうと心に決めました。


 `頭`にはかなり人がいて予定通りの場所でアップダウンが行えなかったのが残念です。しかし、北尾根の1P目にて短いながらも行うことができ、次回からも`頭`が混んでいるときにも行える可能性が広がりました。
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岩に張り付いてる小川さん。長年のブランクがあるはずなのにひょいひょい登ってしまうので残念でした。もうちょっと手間取ってくださったら、見ていて面白かったのに。

 僕にとってはここからが本番でした。
早川や寺部は剱岳に向けて北尾根で練習することに。

・伏線1 朝 バスにて
海老名さんに対して「いやー、一回ぐらい北尾根?登ってみたいんですよねー。早川に高度感がすごいって聞いたんで」
この発言がこれからおこる悲劇につながるとは誰が予想できただろうか。

・伏線2 昼 北尾根でのアップダウンに向かう途中
早川に対して「一回ぐらい北尾根登ってみたいわ。高度感すごいんやろ?」
この発言がこれからおこる悲劇につながるのは誰でも予想できるのではないだろうか。書いていて思いましたが、高度感がすごいとか、ボキャブラリーが貧相すぎますね。

海老名さん「太田はどうする?」
正直、指が疲れて痛く、足も震えていたし帰りたかったのですが、ここまで伏線を張っておいて回収しないわけにはいかないという謎の義務感により、断るという選択肢が考えられなかったので覚悟を決めて(あきらめて)登る事にしました。
海老名さんがトップで2本のザイルをもって登り、早川と小川さんがミッテルで、寺部と僕がセカンドで登る事になりました。

1P目 蚊が多く鬱陶しかった。登りやすかった気がする。あんまり覚えてない。

2P目 蚊が多く鬱陶しかった。登りにくかった気がする。あんまり覚えてない。

3P目 蚊が減ってきた。足の置き場が少なく大変だった思い出。ここが一番の難関らしいです。僕は意外にもするっと登る事ができました。まぁ、最後に登るから皆の足の置き場所を見ていただけなんですけども。
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寺部が苦戦している姿。見ていて面白かったです。

4P目
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誰がどう見てもここが一番の難関やん。
高度感がすごいって素直に恐いって言えよ、と早川にやつあたりしながら登ったはずです。
久しぶりに自分が高所恐怖症だったという設定を思い出しつつ、足を疲労と滑ったら死ぬという恐怖で震わせながら登りきりました。
途中で窪みがあったのでそこで勇気を振り絞りヤッホーと叫んだのですが思ったより響かなかったし、登り切った後寺部に「ついに発狂したかと思った」と言われ、二度とやるもんかと固く誓いました。`ついに`ってなんやねん。

【感想】
 新入生を初めての岩トレに連れて行き想像していたよりも動きがよく、将来有望だなぁと感じました。また、岩トレを楽しんでくれて自分のことのように嬉しかったです。また、僕も一回生の時は楽しくなかった岩トレも二回生になると自分ができなかったことができるようになる感覚がとても楽しく感じられ、岩トレの面白さを見つけることができました。
このときは剱岳に行くつもりは無かったのですが、案外北尾根が楽しかったので、剱岳にも挑戦しようかなと帰り道には思うようになっていたので、だんだん山の魅力に惹かれているのかもしれません。

文責:上にも書いていますが太田
写真:こちらも太田