活動報告@同志社山岳同好会

同志社大学の公認団体【同志社山岳同好会】の活動などを報告しています!

テント泊(京都一周トレイル)

17年度の太田です。 2月の10日~12日にかけて行ったテント泊(京都一周トレイル)について報告させていただきます。
【日時】
2月10日(土)~12日(月) 《二泊三日》

【メンバー】
CL:板野(17年度)、SL:寺部(17年度)、記録:太田(17年度)、早川(17年度)、小川(現役監督)

【日程】
1日目 京都駅=稲荷駅~東山山頂公園~大文字山四つ辻~石鳥居~スキー場跡(C1) (11.0P)

2日目 C1~戸寺~鞍馬駅~山幸橋~沢ノ池(C2) (12.7P)

3日目 C2~金鈴橋~渡月橋~上桂駅=烏丸駅 (6.9P)

【行程記録】
 I野君が「京都に住んでいるうちに一回の山行で京都一周トレイルを完走しておきたい。」と言い出したのをきっかけに、このようなひたすらしんどい山行が計画されました。このとき、馬鹿なことを言うなとI野君を止めておけば良かったと後悔しています。
 
 1日目 
 昼頃から雨が降ってくるとの天気予報により寺部君がはりきり、かなりのスピードで歩いたため本来11.0Pかかる行程を8.0Pぐらいで終えることができた。足が痛かったです。1日目はコンクリートの上を歩くことが多く、京都トレイルのルートを考えた人を殴りたくなりました。足が本当に痛かったです。

6:37 伏見稲荷神社
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 早朝にも関わらずそれなりに観光客がいました。静けさを求めて朝早くから来た彼らの横を、ザックを担ぎおしゃべりしながら通り過ぎるのは心苦しかったのですが、僕たちも少しでも楽に過ごしたかったので仕方の無いことだと思いました。伏見神社を京都トレイルに組み込んだ京都府が全て悪いのです。あと、猫が2,3匹おりかわいらしかったです。

8:38 東山山頂公園 
 このとき中学生の頃から使っていた4色ボールペンをどこかに落としたことに気づきました。今回の山行の一番の痛手だった。

10:27 大文字四つ辻
 道が四つあった。

13:24 石鳥居
 雨が降ってきておりレインコートを着る必要があった。雨の中歩くのはひたすら苦痛だった。

14:37 ロープウェイ跡 (C1)
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 スキー場跡で泊まる予定であったが、こちらの方は屋根があると教えてくれた老夫婦がいたのでこちらに泊まリました。晩ご飯のペミカンカレーは雨の中を歩いてきたことも有り、冷えてきた体を温めてくれたので大変おいしかったような気がします。屋根があったので雨を凌ぐ事はできても夜中は寒く、何度も寝返りを打ち、そのたびに隣に寝ていたI野君が詰めてくるのでどんどん自分のスペースが狭くなり最悪の寝心地でした。

 2日目
 久しぶりにラーメン餅(豚骨味)を朝ご飯に食べた。しんどかった。T部君のペースは速すぎたため、2日目以降は板野君が先頭で歩く事になりました。T部君には後ろを必死でついていく人の身にもなって欲しいものです。
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絶対に転ばないように欄干を歩く小川さん。山ではこれぐらいの慎重さが必要なんだろうなと思いました。見ていて面白かったなどの他意は決して無いです。
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大変滑りやすい道が続いたため、慎重に歩いたので予定よりかなりペースが遅れた。

10:07 戸寺バス停
 雪が降っていました。寒かったです。両足にできた水ぶくれが痛かった。

12:58 二ノ瀬駅
 コンクリの上を歩かせるのは本当にやめて欲しい。水ぶくれがつぶれたので痛かった。

14:20 山幸橋
 いくつか橋が有り、どの橋が山幸橋なのか分らなかった。

18:20 沢ノ池(C2)
 午前中に遅れていたペースを午後に取り戻すことができたので、殆ど予定通りの時間にC2に着くことができました。I野君の思いつきによりご飯を炊くときの水の量を変えたのですが、今までご飯においしいとしか言わなかった僕でさえ思わずまずいと言ってしまうような代物が出来上がった。思いつきでの行動は良くないと思いました。

 3日目
 今日でこの苦行から解放されるということだけを心の支えにして歩きました。
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7:53 金鈴橋
 僕は足の痛みがなくなっていたので、昨晩に貼った高めの絆創膏が水ぶくれを治してくれたのだと思い、かなり速いペースで歩くことができたた予定よりかなり早く着くことができた。

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「ハイキングコースで佇む山男達」

9:47 渡月橋
 水ぶくれはやっぱり治っておらず、大変痛みだした。皆が”誰かが写真を撮るだろうから自分は撮らなくていいや”と思っていたので、誰も写真を撮っていないため、写真は無しです。

11:37 上桂駅 
 やっと終わったという開放感と共に、明明後日締め切りのレポートを書く必要があるという現実が思い出され、素直に喜べなかった。

【感想】
 来年度の新入生達が京都一周トレイルを一回の山行で行きたいとか言い出したら、全力で止めようと思うほどにはしんどい山行でした。ですが、今年度に歩荷や岩トレでバスを使って行った山々を自分の足で縦走して回るというのは一年の締めとしてなかなかに感慨深いものがありました。また長距離、長時間という目的は十二分に達成されたため、新学期に向けての自信はついたのではないかと思います。

文責 太田
写真 寺部、早川