こんにちは。
18年度の上田です。
今回は、6月1日に行った大文字での歩荷についての報告です。
[日時]2019年6月1日
[メンバー]CL西馬(18年度)SL橋本(18年度) 17年度 寺部
18年度 上田
19年度 村田 、矢田
[行程]
新町BOX=銀閣寺~大文字火床~大文字山頂~四ツ辻~南禅寺~地下鉄蹴上駅(3.0P)
久々の歩荷です!
重い荷物を背負って階段を登ります。
9:45登山口出発
みんな下を向きがち。
10:15休憩
11:00山頂
頂上では、他の登山客の方々が私たちの荷物であるペットボトルに注目していました。
不思議そうな目で「そんなたくさんのペットボトルどうしたん?」と。
これは、重荷がわりに入れているのです!
たしかに、これだけ一箇所に集めて置いていたら異様ですよね(笑)
12:05 休憩
12:18下山完了
[まとめ]
今回の山行は、「そんなにしんどくなかった。」、「今までの山行で一番楽だった。」という意見がありました。
あくまでこれらは2回生の意見ですが。
初めての歩荷である1回生もしっかりやり遂げていて、頑張っているなー、文句も言わず偉いなーと思います。
次は違う山で歩荷してみたいです^_^
文責:上田
写真:上田
五月 比良山テント泊
比良記録
御機嫌よう18年度生の北村です。
更新遅くなりましたが5月26日に行いました比良山テント泊の報告を致します。
【參加者(敬稱略)】
三回生(17年度)太田 早川
二回生(18年度)北村 西馬 門 橋本
OB 小川
【行路】
一日目:京都驛=比良驛~イン谷口~大山口~靑ガレ~金糞峠~北比良峠:幕營
二日目:北比良峠~八雲ケ原~スキー場跡~(スキー場跡斜面を経て)コヤマノ分岐~武奈ヶ岳~コヤマノ分岐~コヤマノ岳~金糞峠~堂満岳~ヒラトピア~比良驛=京都驛
この度の練習、本來進入會員にテント泊及び山行の一連の流れを掴んで貰おふと思つて計畫されし物也。然し乍ら新入生來る事能わず。是即ち此の計畫目的を喪失せり事を表し候。然れど各々集合場所に集合し候。
故に本山行、若干の計畫變更を行ひ候て比良山系を樂しむ事を趣旨とし候。
14:07 比良驛發
甚だ暑き日なり…
14:50 イン谷口 體操せり 15:01 發
暑き故水二合をばはや飲み果てつ
15:16 大山口 15:20發
高校生と思しき集團とすれ違へり
靑ガレ方面へ向かふ
16:43 金糞峠 17:00 發
(金糞岳にて休憩しつる我々)
17:28 北比良峠に着きにけり
夕刻の琵琶夕波眺め行けばに志賀の都の事を思へり。
(北比良峠の芝思い掛けずも柔らかに候て、一同歡喜せり。喜びふかふかを感じゐし太田さんの圖)
(テントと宵と)
3:00 起く
3:50 體操
3:55 發 (スキー場を經てブナまで直登)
4:22 スキー場上斜面を登り候て小休止し候。日登りて山並み赤く輝き、雲白白と天空を翔けゆく。見事な物と思い候て唐土の神仙本朝の蓬莱の事を思へり。是登山の醍醐味なり。 4:30 發
(朝の山と太田さんの喜びと)
4:52 コヤマノ岳・コヤマノ分岐・八雲が原三叉路 を通過せり
5:07 武奈ヶ岳 竟に朝の武奈ヶ岳に至れり
5:30 發コヤマノ分岐・コヤマノ岳を通りて下山を目指す
6:28 金糞峠6:38發
7:14 堂満岳7:26 發
8:30 休憩
9:13 舗装路に至れり
西馬次の用有りと申す故、彼人とは此処にて別れ候。
10:01 ヒラトピア
温泉に浸かりて帰宅せり。
【まとめ】
扨、此の山行当初の目的を果たせず故比良を愉しみ且つ又二回生の親睦を畫る事を目的とせり。目出度くも双方の目的達し候。
一日目の宵、二回生のテントにてちょこふぉんでゅ作り候。是、殊の外美味に候。又、星空・湖・諸々綺麗なり。是將に登山の醍醐味と云へ候。
(二回生テントに於いて作りしちょこふぉんでゅ。美味なり)
此の文章北村書きにけり
恐恐謹言 令和元己亥年七月吉日
追記 朝の比良と琵琶湖の夜景のあまりの美しさに昂ぶってしまい松尾芭蕉の時代の日本語で書いてしまいました。悪しからず
御機嫌よう18年度生の北村です。
更新遅くなりましたが5月26日に行いました比良山テント泊の報告を致します。
【參加者(敬稱略)】
三回生(17年度)太田 早川
二回生(18年度)北村 西馬 門 橋本
OB 小川
【行路】
一日目:京都驛=比良驛~イン谷口~大山口~靑ガレ~金糞峠~北比良峠:幕營
二日目:北比良峠~八雲ケ原~スキー場跡~(スキー場跡斜面を経て)コヤマノ分岐~武奈ヶ岳~コヤマノ分岐~コヤマノ岳~金糞峠~堂満岳~ヒラトピア~比良驛=京都驛
この度の練習、本來進入會員にテント泊及び山行の一連の流れを掴んで貰おふと思つて計畫されし物也。然し乍ら新入生來る事能わず。是即ち此の計畫目的を喪失せり事を表し候。然れど各々集合場所に集合し候。
故に本山行、若干の計畫變更を行ひ候て比良山系を樂しむ事を趣旨とし候。
14:07 比良驛發
甚だ暑き日なり…
14:50 イン谷口 體操せり 15:01 發
暑き故水二合をばはや飲み果てつ
15:16 大山口 15:20發
高校生と思しき集團とすれ違へり
靑ガレ方面へ向かふ
16:43 金糞峠 17:00 發
(金糞岳にて休憩しつる我々)
17:28 北比良峠に着きにけり
夕刻の琵琶夕波眺め行けばに志賀の都の事を思へり。
(北比良峠の芝思い掛けずも柔らかに候て、一同歡喜せり。喜びふかふかを感じゐし太田さんの圖)
(テントと宵と)
3:00 起く
3:50 體操
3:55 發 (スキー場を經てブナまで直登)
4:22 スキー場上斜面を登り候て小休止し候。日登りて山並み赤く輝き、雲白白と天空を翔けゆく。見事な物と思い候て唐土の神仙本朝の蓬莱の事を思へり。是登山の醍醐味なり。 4:30 發
(朝の山と太田さんの喜びと)
4:52 コヤマノ岳・コヤマノ分岐・八雲が原三叉路 を通過せり
5:07 武奈ヶ岳 竟に朝の武奈ヶ岳に至れり
5:30 發コヤマノ分岐・コヤマノ岳を通りて下山を目指す
6:28 金糞峠6:38發
7:14 堂満岳7:26 發
8:30 休憩
9:13 舗装路に至れり
西馬次の用有りと申す故、彼人とは此処にて別れ候。
10:01 ヒラトピア
温泉に浸かりて帰宅せり。
【まとめ】
扨、此の山行当初の目的を果たせず故比良を愉しみ且つ又二回生の親睦を畫る事を目的とせり。目出度くも双方の目的達し候。
一日目の宵、二回生のテントにてちょこふぉんでゅ作り候。是、殊の外美味に候。又、星空・湖・諸々綺麗なり。是將に登山の醍醐味と云へ候。
(二回生テントに於いて作りしちょこふぉんでゅ。美味なり)
此の文章北村書きにけり
恐恐謹言 令和元己亥年七月吉日
追記 朝の比良と琵琶湖の夜景のあまりの美しさに昂ぶってしまい松尾芭蕉の時代の日本語で書いてしまいました。悪しからず
岩トレ(5/19)
17年度の早川です。
更新遅くなりましたが、5/19に行った岩トレの報告をさせて頂きます。
【メンバー】 <午前>早川(17年度)、太田(17年度)、北村(18年度)、西馬(18年度)、矢田(19年度)
<午後>早川、太田、門(18年度)、橋本(18年度)、山口(18年度)、村田(19年度)
【練習内容】 Y懸尾根×1、Y懸頭アップダウン×3
今回は新入生が岩トレ初参加でした。Y懸尾根の取り付きでは、予想外だったのか、岩の大きさに少し圧倒される様子も見られました。しかし、実際に登ってみると、スムーズに登ることが出来、安心しました。また、ザイルワークの面でも平日トレーニング時に覚えたことがしっかりできていて頼もしかったです。
新入生はこれから何度も通うことになる金毘羅山。僕たちにとって金毘羅山は近場でロックトレーニングが出来る貴重な場所です。
みんな金毘羅を好きになり、岩トレを好きになってくれることを願います。
「なにかを見つけた北村君(18年度)」
Y懸沢下山の様子
Y懸沢下山の様子
文責 早川
写真 早川
日帰り山行【比良山 南部】
お久しぶりです。更新が遅くなりすみませんでした。2回生の橋本です。
日帰りで比良山南部に行ってきました。
1ヶ月ほど前の山行なので私も断片的にしか覚えていません...
【日時】5月11日
【メンバー】CL 門 、SL 西馬 、記録 橋本、上田、村田、OS 寺部
【行程】
出町柳駅=下坂下~坂下~小女郎ヶ池~小女郎峠~権現山~霊仙山~栗原~和邇駅=京都駅(6.8P)
9:10 出発
自分でもこの写真を載せようかどうか迷ったのですが、新しいザックと新しい登山靴でいつになくテンションが上がっていた場面なので記録として残させていただきます。
怪我から復帰した上田さんと久しぶりに登山できてよかったです。
左鎖骨を骨折し若干治りかけていた彼女が、途中に足を滑らせ、左手を地面についた時は見ていて冷や汗が出てきました。
でも本人は笑っていたので多分大丈夫。
11:30 小女郎ヶ池
小女郎ヶ池の伝説が怖すぎた。
夜になると心霊スポットになりそうですね...
11:35 小女郎峠
天気が良く、頂上からは綺麗な琵琶湖が一望できました。琵琶湖が海のように見えて、地元の山を思い出すので個人的に比良山は好きです。
12:40 権現山
14:10 霊仙山
下山後上田さんが全員分のアイスを買ってくれました!や、優しすぎる...!
【まとめ】
今までは上回生についていくだけの山行が多かったのですが、2回生になり自分たち主体で活動することが増えて以前よりも山行が楽しいと感じることが多くなりました。しかしながら今回の山行では頻繁に道に迷ったり読図ができていなかったりと経験不足を感じることが多々ありました。また、1回生に自信を持って説明できることがまだ少ないため、山行経験のみならず山に関する知識も十分身につけていこうと思います。
【文責】橋本
【写真】参加者全員
日帰りで比良山南部に行ってきました。
1ヶ月ほど前の山行なので私も断片的にしか覚えていません...
【日時】5月11日
【メンバー】CL 門 、SL 西馬 、記録 橋本、上田、村田、OS 寺部
【行程】
出町柳駅=下坂下~坂下~小女郎ヶ池~小女郎峠~権現山~霊仙山~栗原~和邇駅=京都駅(6.8P)
9:10 出発
自分でもこの写真を載せようかどうか迷ったのですが、新しいザックと新しい登山靴でいつになくテンションが上がっていた場面なので記録として残させていただきます。
怪我から復帰した上田さんと久しぶりに登山できてよかったです。
左鎖骨を骨折し若干治りかけていた彼女が、途中に足を滑らせ、左手を地面についた時は見ていて冷や汗が出てきました。
でも本人は笑っていたので多分大丈夫。
11:30 小女郎ヶ池
小女郎ヶ池の伝説が怖すぎた。
夜になると心霊スポットになりそうですね...
11:35 小女郎峠
天気が良く、頂上からは綺麗な琵琶湖が一望できました。琵琶湖が海のように見えて、地元の山を思い出すので個人的に比良山は好きです。
12:40 権現山
14:10 霊仙山
下山後上田さんが全員分のアイスを買ってくれました!や、優しすぎる...!
【まとめ】
今までは上回生についていくだけの山行が多かったのですが、2回生になり自分たち主体で活動することが増えて以前よりも山行が楽しいと感じることが多くなりました。しかしながら今回の山行では頻繁に道に迷ったり読図ができていなかったりと経験不足を感じることが多々ありました。また、1回生に自信を持って説明できることがまだ少ないため、山行経験のみならず山に関する知識も十分身につけていこうと思います。
【文責】橋本
【写真】参加者全員
DCAC山行(涸沢•北穂高岳)
お久しぶりです山岳同好会17年度の太田です。
ブログを書きたくない一心で記録係を遠ざけていたのですが、遂に書かざるを得なくなりました。
今回はGWに行ったDCAC山行(涸沢•北穂高岳)について書かせていただきます。
【日時】
5/1(水)-5/4(土)
【メンバー】
CL:小川(OB)、SL:海老名(14年度)、記録:太田(17年度)、早川(17年度)、門(18年度)
【行程概要】
《1日目》
京都駅=上高地バスターミナル
《2日目》
上高地バスターミナル~横尾~涸沢ヒュッテBC (6.0P)
《3日目》
BC~北穂高岳~BC (5.0P)
《4日目》
BC~上高地バスターミナル=京都駅 (5.0P)
【概要】
ここまで読んだところで、賢明な皆様方はお察しいただけたでしょう。
そう、10連休だなんだと浮かれている世間を尻目に、我が山岳同好会は全休が5/5の1日だけしかないという憂き世を過ごしていたのです。
《1日目》
22:52 京都駅からのバスに乗って上高地バスターミナルへ向かう。
僕は初めて残雪期のアルプスに挑戦するので、ほんのわずかばかりの期待と不安と恐れと怖れで胸を高鳴らせ、5時間程しか夜行バスで寝ることができませんでした。
《2日目》(6.0P)
05:20-05:50上高地バスターミナル到着
06:32-06:40 明神
07:24-07:35 徳沢
08:26-08:48 横尾
横尾の大きい橋を抜けると雪国であった。
09:45-10:07 本谷橋
ここら辺であまり寒くないどころか、むしろ暑いと気づき始める。雪の中を半袖で歩いてるおじさんがいたのは中々の光景でした。
練乳を貪る早川君。2年間の集大成がレーションに表れたらしい。クライマーとしては進化しているのかも知れないですが、人としてなにか大事なものを失ったのではないかと心配になりました。
10:54-11:07 休憩
あたり一面の雪景色。
11:40 涸沢BC
雪上でテントを張る時に防風壁を作る必要があるのですが、向かいのテントのおじさん達は何かに取り憑かれたかのようにひたすら壁を作っていました。最初はすごいなぁと感心していましたが、途中から刑務所の壁を延々と作り続ける囚人に思えてきて、少し不気味に感じました。
沢筋を詰めて行くルートであったため、結構急な登りを慣れないアイゼンで登って行くのは疲れたが、それでも周囲の夏とは全く違った風景が目を楽しませ、無事に涸沢まで着くことが出来、よかったです。
明日に挑む北穂高岳。
なぜ人はこんなにも急な山を登ろうと思ったのか、そう考えさせられる1枚です。
この後、衆人環視の下で涸沢小屋の下の斜面でストップ訓練をしたのはいい思い出です。上手く止めることが出来ず、ズルズル滑っていく僕たちを見ていた彼らは一体どんな思いだったのでしょうか。
滑っていく海老名さんを見て笑っていた子供には冷や汗が止まりませんでした。彼女は将来きっと大した人物になるでしょう。
《3日目》(5.0P)
04:49 BC出発 (門は涸沢で待機)
05:47-06:00 テラス
テラス、これは誰がなんと言おうと小川さんと海老名さんがそう呼ぶのだから、テラスなのである。
07:13 北穂高岳
くそ寒かったです。
初めにこう書くのはどうかと思ったが、1番強烈に覚えているのがこれなのでせんなき事なのです。持って行った温かい紅茶が美味しかったです。
山頂に着いて1番嬉しかったのはこの山です。
08:49-09:00 テラス
行きではあんなにしっかりと足場を作ってくれていた雪が、帰りには日光で溶けはじめ、ぐずぐずの状態でした。
09:40 涸沢
無事に生きて帰ってくることの出来た喜びに震えたこの時。21年間の人生で初めての経験でした。山を下りることが出来て1番嬉しかったのもこの山です。
涸沢で待機していた門君が作ってくれていたゼリーが美味しかったです。
ここから晩御飯を作るまでなにもすることが無かったので、トランプしたり、かき氷を作ったり、ただひたすらに穴を掘ったりしていたのですが、暇でした。圧倒的に暇。一度は沈殿をし、一日中テントでゴロゴロしていたいと常々思っていたのですが、絶対にやらないようにしようと心に固く誓いました。
暇さのあまり、昨日に続き衆人環視の下、2度目のストップ訓練に出かけました。この日、薄々は感じていましたが、この人たちはマゾヒスティックに違いないという確信を持つまでに至りました。
《4日目》
05:00 BC出発
朝日の赤色が雪の白色に映えた綺麗なモルゲンロートを見ることが出来てよかったです。
05:54-06:00 本谷橋
07:22-08:00 横尾
08:53-11:00 徳沢
書き間違いではなく、本当に2時間以上休憩しました。初めて入った徳沢ロッヂがおしゃれすぎて、登山服で入るのを躊躇うほどでした。カレーが美味しかった。昨日の晩も食べたけど。
11:49-12:30 明神
明神池の方に行きました。
魚がすごく美味しそうでした。
13:10 小梨平
14:10-15:40 上高地
【感想】
同好会にとっては久しぶりの、残雪期のアルプスでの山行を無事に完遂出来て良かったです。
同好会の山行の発展に、この経験を少しでも活かせることができるようにしようと思いました。
文責:太田
写真:メンバー各位
ブログを書きたくない一心で記録係を遠ざけていたのですが、遂に書かざるを得なくなりました。
今回はGWに行ったDCAC山行(涸沢•北穂高岳)について書かせていただきます。
【日時】
5/1(水)-5/4(土)
【メンバー】
CL:小川(OB)、SL:海老名(14年度)、記録:太田(17年度)、早川(17年度)、門(18年度)
【行程概要】
《1日目》
京都駅=上高地バスターミナル
《2日目》
上高地バスターミナル~横尾~涸沢ヒュッテBC (6.0P)
《3日目》
BC~北穂高岳~BC (5.0P)
《4日目》
BC~上高地バスターミナル=京都駅 (5.0P)
【概要】
ここまで読んだところで、賢明な皆様方はお察しいただけたでしょう。
そう、10連休だなんだと浮かれている世間を尻目に、我が山岳同好会は全休が5/5の1日だけしかないという憂き世を過ごしていたのです。
《1日目》
22:52 京都駅からのバスに乗って上高地バスターミナルへ向かう。
僕は初めて残雪期のアルプスに挑戦するので、ほんのわずかばかりの期待と不安と恐れと怖れで胸を高鳴らせ、5時間程しか夜行バスで寝ることができませんでした。
《2日目》(6.0P)
05:20-05:50上高地バスターミナル到着
06:32-06:40 明神
07:24-07:35 徳沢
08:26-08:48 横尾
横尾の大きい橋を抜けると雪国であった。
09:45-10:07 本谷橋
ここら辺であまり寒くないどころか、むしろ暑いと気づき始める。雪の中を半袖で歩いてるおじさんがいたのは中々の光景でした。
練乳を貪る早川君。2年間の集大成がレーションに表れたらしい。クライマーとしては進化しているのかも知れないですが、人としてなにか大事なものを失ったのではないかと心配になりました。
10:54-11:07 休憩
あたり一面の雪景色。
11:40 涸沢BC
雪上でテントを張る時に防風壁を作る必要があるのですが、向かいのテントのおじさん達は何かに取り憑かれたかのようにひたすら壁を作っていました。最初はすごいなぁと感心していましたが、途中から刑務所の壁を延々と作り続ける囚人に思えてきて、少し不気味に感じました。
沢筋を詰めて行くルートであったため、結構急な登りを慣れないアイゼンで登って行くのは疲れたが、それでも周囲の夏とは全く違った風景が目を楽しませ、無事に涸沢まで着くことが出来、よかったです。
明日に挑む北穂高岳。
なぜ人はこんなにも急な山を登ろうと思ったのか、そう考えさせられる1枚です。
この後、衆人環視の下で涸沢小屋の下の斜面でストップ訓練をしたのはいい思い出です。上手く止めることが出来ず、ズルズル滑っていく僕たちを見ていた彼らは一体どんな思いだったのでしょうか。
滑っていく海老名さんを見て笑っていた子供には冷や汗が止まりませんでした。彼女は将来きっと大した人物になるでしょう。
《3日目》(5.0P)
04:49 BC出発 (門は涸沢で待機)
05:47-06:00 テラス
テラス、これは誰がなんと言おうと小川さんと海老名さんがそう呼ぶのだから、テラスなのである。
07:13 北穂高岳
くそ寒かったです。
初めにこう書くのはどうかと思ったが、1番強烈に覚えているのがこれなのでせんなき事なのです。持って行った温かい紅茶が美味しかったです。
山頂に着いて1番嬉しかったのはこの山です。
08:49-09:00 テラス
行きではあんなにしっかりと足場を作ってくれていた雪が、帰りには日光で溶けはじめ、ぐずぐずの状態でした。
09:40 涸沢
無事に生きて帰ってくることの出来た喜びに震えたこの時。21年間の人生で初めての経験でした。山を下りることが出来て1番嬉しかったのもこの山です。
涸沢で待機していた門君が作ってくれていたゼリーが美味しかったです。
ここから晩御飯を作るまでなにもすることが無かったので、トランプしたり、かき氷を作ったり、ただひたすらに穴を掘ったりしていたのですが、暇でした。圧倒的に暇。一度は沈殿をし、一日中テントでゴロゴロしていたいと常々思っていたのですが、絶対にやらないようにしようと心に固く誓いました。
暇さのあまり、昨日に続き衆人環視の下、2度目のストップ訓練に出かけました。この日、薄々は感じていましたが、この人たちはマゾヒスティックに違いないという確信を持つまでに至りました。
《4日目》
05:00 BC出発
朝日の赤色が雪の白色に映えた綺麗なモルゲンロートを見ることが出来てよかったです。
05:54-06:00 本谷橋
07:22-08:00 横尾
08:53-11:00 徳沢
書き間違いではなく、本当に2時間以上休憩しました。初めて入った徳沢ロッヂがおしゃれすぎて、登山服で入るのを躊躇うほどでした。カレーが美味しかった。昨日の晩も食べたけど。
11:49-12:30 明神
明神池の方に行きました。
魚がすごく美味しそうでした。
13:10 小梨平
14:10-15:40 上高地
【感想】
同好会にとっては久しぶりの、残雪期のアルプスでの山行を無事に完遂出来て良かったです。
同好会の山行の発展に、この経験を少しでも活かせることができるようにしようと思いました。
文責:太田
写真:メンバー各位
新歓合宿(大峰山)
こんにちは、18年度生の西馬です。
4/27~29に行った新歓合宿の報告をさせていただきます。
遅くなって申し訳ございませんでした。。
【日時】4月27日(土)~29日(月)
【メンバー】CL:早川(17年度)、SL:太田(17年度)、寺部(17年度)、門(18年度)、記録:西馬(18年度)、橋本(18年度)、村田(19年度)、山本(19年度)
【行程概要】
【概要】
新歓合宿です。サークルに入って2年目なんだなーとか思いつつ、新入生が楽しめる、また今年度初山行なので幸先のいい合宿になればいいなって思ってました!
⦅1日目⦆
電車→バスの長旅から15分ほど歩けば沢谷キャンプ場に着きました。
テントを張って、アイゼンの付け方を教えてもらい、いざ、、新歓バーベキュー!!!
これから山に行くというのにこの夕食は豪華すぎました!!!お肉がめちゃくちゃおいしかったです!!!!
⦅2日目⦆
いよいよ登山開始。沢谷キャンプ場から離れ、登山口へ、
5:40 登山口 出発
↑地形図とコンパスの読み方を新入生に教えている様子
8:15 栃尾辻
10:35 狼平
新入生にとっては慣れない山登りでたいへんだったと思いますが、かなり頑張って付いて来てくれました!
10:40 弥山小屋
早くついたのでゆっくり頂上で時間を過ごしました。晩ご飯を作ったり野生の鹿を見たりしてました、景色がきれい。
⦅3日目⦆
早起きから急いでラーメンを作り、日の出を見に…「雲海が見れるかも…」という期待がありましたが、残念な曇りの弥山。
来年リベンジするんですか?^^;
5:35 弥山小屋出発
周辺の山が一望できました!
6:30 明星ヶ岳
かなり倒木が多く、ルートを迷いそうになりましたが、3回生のリーダーシップと2回生の読図力が光り、コースタイム通り進むことができました!
がんばって付いて来てくれた新入生を見て、去年の自分を少し思い出しましたね笑笑
9:20 栃尾辻
そして、
11:28 下山
新入生に初山行はどうだったか聞くと、「つかれた~」と返ってきて、内心ニヤニヤした。(僕もめっちゃ疲れた)
おいしいお昼ご飯と温泉を満喫して、ふらふら電車とバスで寝ながら京都に無事帰りました。
【感想】
無事下山できて新歓合宿としては大成功でした!!
新入生にとっては初めての山行ながらかなり体力があり、驚きました!将来有望!!
また、上回生も見本となれるように教えたりテキパキ動けたりできていました。
今年の夏合宿は新しいメンバーを加えてがんばりたいです!
今年度もよろしくお願いします!!
↓山頂での記念写真
文責 西馬
写真 メンバー各位